豪雨のため14日にはとうとう私たちの地区にも避難指示が出ました。外輪山の山すそに沿って民家が点在している典型的な農村ですが、その山が崩れ集落まで達する恐れがあるとのことで連絡が入りました。似たような地区での大災害を目の当たりにしているので、会社から取り急ぎ避難しました。途中道路の冠水が2ヶ所あり、いつもの倍以上時間がかかりました。避難所の体育館で孫たちを見たときにはほっとしました。避難所では一晩過ごしただけで、翌日の夕方には避難指示が勧告に代わったので帰宅することができました。孫が熱を出し心配しましたが、医療関係の方も来られ診ていただいたので安心でした。22年前にも大水害がありましたが今回はそれ以上の被害のようです。避難など関係ないと思っていたのですが、60年生きてきてはじめての経験でした。教訓として語り継ぐことが我々の役目だと思っています。